2019年02月03日更新

AGA治療薬は精子に影響を与えるのか

AGA治療薬としてクリニックや一般病院でも処方されるフィナステリドは、日本でAGA治療に有効的として認可されている成分です。
AGA治療薬フィナステリドの作用は5α還元酵素を阻害することで、男性ホルモンのテストステロンとの結びつきをなくし、ヘアサイクルを狂わせると言われるDHTへの変性を抑制します。
これによって薄毛の進行が止まり、ヘアサイクルが正常化することで抜け毛が収まり、正しく髪の毛が成長するようになります。
このフィナステリドは男性ホルモンに作用することから、性機能に影響する可能性があるとして様々な噂が流れていますが、正しい答えは出ていないようです。
特に精子減少の副作用は因果関係が不明で、服用を中止しても後遺症として残ることがあり、元の状態に戻るには長期的な治療が必要とされています。
そして最も気になるのは、フィナステリドの成分が精液に混じる可能性があるかどうかでしょう。
フィナステリドは女性への使用が禁止されており、特に妊娠中のお腹の中に男児がいた場合は、DHTの抑制作用で男性器への異常が起こると報告されています。
妊婦は服用だけでなく、皮膚からの吸収もあり得るため、触れることも禁忌とされています。
そうなれば、フィナステリドを服用している間の性行為で、精液に成分が移行すれば、危険もあるので気になるのもおかしくはないでしょう。
この点については、製造メーカーや厚生労働省でも注意喚起が行われていますが、精液からの移行は認められておらず、子作り中の影響は極めて少ないとされているので、まず問題はないと考えていいでしょう。
しかし、精液が減少する副作用もあるので、本格的に子作りをしている人や、これからを考えている人は、AGA治療薬の服用は控えた方がいいのかもしれません。